手を離して目を離さない子育て・親育て

自閉症スペクトラム(ASD)親娘の日常(過去・現在)を中心に書いています

ASD家族のハワイ旅行計画~夏休みへ向けて(3)申込~パスポート申請編

旅行申込

3月に旅行申込行ってきました!
(関連記事:ASD家族のハワイ旅行計画~夏休みへ向けて(1)夏休みへ向けて(2)

娘の小学校(登校日)や習い事、ダンナの仕事の都合を考えると日程はほぼ決まっていました。

ASD家族の旅行で大事なこと

  • 見通しが立つように予定を組む
    行き当たりばったりのオールフリープランは危険!
  • 時間・精神的に余裕がある
  • フライトの遅れ等、急な変更に対応できるよう予備プランを用意

今までの国内旅行でも、行先がどんな所か想像できなくて「行きたくな~い」「眠い~」移動時間を待てなくて数分おきに「まだ?」の繰り返しでずっと何かしゃべってるetc…の娘にイライラしっぱなしのダンナ。こどもと一緒に遊ぶことに興味がなく(=発達の目安や接し方がわからない)、自分のペースを乱されることに強く苛立ちを覚えるタイプなので、わずかでも予定が狂うと怒り心頭で「帰るぞ!!」何も言わず一人で立ち去ってしまいます。卒園式、入学式も散々でした。。ダンナと娘の気分やこだわりで険悪なムードになりがちで、二人の間に入り、折り合いがつくよう私は常にドキドキハラハラ!十分に楽しめません。

でも、娘とダンナの療育・スキルトレーニングも兼ねて子育てに巻き込みたい!共有する時間を楽しみたい!

申込みに当たって最初に調べたこと

  1. 旅行社は?
  2. 国内で前泊・後泊が必要か?
  3. 希望のフライト&ホテルは?

旅慣れた人であれば、フライトやホテルを個人で予約するのもアリ!でしょうが初海外の父娘なので大手へ申込むことは早々に決めていました。プロに任せられる部分はお願いして負担を軽くすることも大事です。

まず、旅行社を決めるために出発地決めです。当地からハワイへの直行便はなく、成田、羽田、関空、福岡。広島~上海乗継もありましたが、飛行時間や乗継の待ち時間を考慮すると我が家には合わないと判断。成田・羽田なら国内線からの乗り継ぎ&後泊が必要。関空、福岡は新幹線利用で帰国日に帰宅可能。いずれの空港も私は利用経験があるので、そこまでの経路や雰囲気を想像できますが、父娘にとっては初めての場所できるだけストレスがかからないよう配慮しなければいけません。

現地では終日フリーで、オプショナルも豊富・申込み簡単となると……、JTBさんにお世話になることにしました。パンフレットを比較検討し、早得割引適用で希望のフライト&ホテルが予約できるよう申込へ!

来店予約~~~2時間近く対応していただきました!

ネット申込も可能ですが、詳細の相談ができないことは不安なので店舗申込。申込店舗を選ぶのも要注意です。行き慣れた場所であること、受付までの待ち時間を少なくすること。事前に来店予約を入れていたので、受付の札をとり10分くらいで対応していただけました。

そして、店員さんと私の二人がずっとしゃべりっぱなし!(;^ω^)

娘にはペットボトルのお茶を用意し、お薬も服用していたので「まだ~?」と騒いだりうろうろすることは一切なく、じっと静かに座っていました。ダンナも話についていけない部分が多く、全て私にお任せなので一言も発しません。話をふってもピンとこないようでだんまり。結局、ダンナがこだわるであろうことと私の希望、双方の妥協できる点を推測して話を進めました。

夏休みは予約をとりにくいだろうなぁと予測はしていましたが、フライト手配に苦戦!プランごとに座席数は決まっているため、福岡発は満席、羽田発も残3席、成田・関空は余裕あり。国内移動の費用も合わせて計算していただき、ようやく出発地決定。ホテルは余裕があり、予約へと進みました。

海外旅行の場合、緊急時の国内連絡先を書く必要があるんですよね。すっかり忘れてました。残金支払いの時に知らせることに……。(~o~)

話もほぼ終わった終盤、ダンナが突然ぼそぼそっと
「おしっこ行きたいみたいだぞ。」・・・!?
私が気付かぬ間に、お茶をがぶ飲みしペットボトルは空っぽ。トイレに行きたくなったのを言えなかったようです。トイレ恐怖症の娘は一人で個室へ入れずドキドキで、いつも通り介助が必要です。(関連記事:遠城寺式で大炎上!~感覚過敏・鈍麻プラス恐怖症~苦手な空間を脱出しスッキリしたら、カウンターへ戻り、申込金支払方法の確認・必要書類を受け取り、申込完了しました!

     f:id:thebrokenwing:20190426121034j:plainkazukiさんによるイラストACからのイラスト)

パスポート申請

先日、パスポート申請に行きました。私一人で行っても良かったのですが、娘が「行きたーい。」と言うので、平日で行ける日(=家庭訪問期間のため4時間授業で帰宅する日)を決めて、戸籍謄本や写真を用意しました。

証明写真の撮影も娘にとっては初めてです。算数検定用に、スマホで撮影した写真を印刷するコンビニ証明写真は利用したことがあるので、写真が必要ということはすぐに理解できました。ただし、パスポート用となると……自動証明写真機は使えません。こどもではサイズが合わないし、一緒に入って操作するわけにいかないので、二人でカメラ屋さんへ行き、撮影してもらいました。

出かける前、おしゃれをしたい気分になったようで、普段は全くつけない髪飾りを
「これ、つけて~。」と持ってきました。
これくらいなら大丈夫かな。と思ったのが失敗だったかもしれません。(>_<)

パスポート用だと、

  • 輪郭がハッキリしている
  • 耳等の器官が見えている
  • 大きな装飾を付けていない

と、基準が厳しいんですよね。

私が先に撮影し、それに倣い娘の撮影。撮影した画像を確認すると……娘の頭にちょこんとリボンがのっかるように写っていました。その時に娘に説明して撮りなおせば良かったのかもしれませんが、店員さんにも何も言われなったので、そのまま提出することにしました。

後日、写真を持って旅券センターへ。申請用紙に記入し、こども用には法定代理人(親権者)のサインも必要なので記入して……あっ!間違えた!申請者のところに書いてしまった!最初から書き直し。( ;∀;) 改めて書き終え、娘が自筆署名します。

枠の中に書くというのが少々困難で、1画目を左枠ぎりぎりに書き、2画目以降がはみ出してしまいがちなので「枠の中に書こうね。」という指示だけでは不十分です。「ここから書き始めよう。」とスタート位置がわかりやすいように指し示しました。無事サインOK!

窓口へ提出した際、やはり娘の写真にはチェックが入りました。
「こどもさんなので通ると思いますが、撮り直しをお願いすることがあるかもしれません。」と説明を受け、承諾し、受理していただきました。

私の期限切れパスポートは、穴が開いて戻ってきました。穴が「VOID」になっていることを娘に教えると、不思議そうに見てました。(*^^*)

受け取りに行くのが楽しみです。

 


このブログについては、プロフィール(翼の折れたペガサスid:thebrokenwing&1回目の記事をご覧下さい。

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