ハワイ旅行記2~長~くて短い1日。プチすったもんだの旅が始まる。
前回の続き、ようやく旅が始まりました。
8月14日、新幹線1時間半、デッキに立つ場所を確保できて良かった。
スーツケースの小さな壁のおかげで隣の人と密着することはなく、ダンナも落ち着いていました。2か月前の中国出張の際にこの経路を利用していて、駅の様子などを知っているのも大きかったかな。
娘もスーツケースにちょこんと腰掛け、
「疲れた~」「キャンディー食べていい?」と終始モゾモゾしながらも、静かにしてくれていました。新神戸を過ぎ
「もうすぐ降りるよ」と、娘を立たせ、前に抱えていたリュックを背負い直します。
ここまでずっと閉まっていた目前のドアが開き、ホームへ降り立ちました。
大阪での1日
中央口改札で駅員さんがざっとチケット確認し通過。
改札付近に翌日の運休情報が掲示されていました。はるかも午後は計画運休になったようです。おぉ~、当初予定していた便だと関空まで行けなかったな。午前に変更して良かった!
いつも通りの娘の「えっ!?」な言動に安心し(!?)急遽1日増えた大阪泊をちょっぴり楽しんだ後、翌朝キティちゃん柄のはるかに乗車し関空へ向かいました。
「スーツケース持ちたい!」
2つの荷物のうち小さい方は、人が多い所や階段では私が、人が少ない所では娘が持つと家を出る前に決めていました。
無理やり引っ張っている感の昨日に比べるとサマになり、数段の階段なら持ち上げられるようになっています。おぉ~、やればできるじゃないか! 数日前から練習してたもんね。(*^-^*)
関空到着し、欠航の情報がないか確認。表示は何も出ていないし、HPでは定刻出発の予定になっているので待つしかないなぁ。
21時出発予定だけど、まだ正午。大きな荷物はロッカーに預けることにしました。
1か所目、空きナシ。
2か所め、1つ空いてそう! ドアを開けると……荷物が入ってる!!
無施錠でロッカー占領してるなんて!!放り出しちゃおうか!? (; ・`д・´)
とも思いましたが諦めて3か所目へ。
無事に預け入れ、軽く昼食を済ませた後、長時間座ってられる場所を確保。
国内線ロビーは欠航が多く利用者も少なく、比較的静かで椅子も空いていました。コンビニやトイレも近く助かりました。
娘はトイレ恐怖症な部分もあるので最初の数回は付き添って私も一緒に入っていました。
「もう一人で行けるんじゃない?」
「一人じゃムリ~」なんて言ってましたが、そのうち意を決して、きょろきょろフラフラしながら一人で行きました。送り出したものの私も心配なのでトイレ入口をずっと見守ります。そして、
「一人で行けたよ!」と誇らし気に戻ってきました。「よくできました!」
その後は、このプチ冒険が面白かったのか(?)一人で何度もトイレへ行っていました。
15時以降は連絡橋が通行止めでJR・バス・自家用車全て利用不可になるというアナウンスを聞き、フライト情報も何度も確認しながら待つのみです。
- ハワイは昭和初期、私の父が幼児期を過ごし、大叔母(父の叔母)が移住し生涯を過ごした場所(時々チョコやナッツを送ってくれていました。)
- 父が亡くなる1年前、両親と共に旅した最後の場所(父の具合はかなり悪くなっており介助が必要になっていました。)
- 思い出の地に、ダンナや娘と一緒に行って、どんな場所かを感じてほしい
- 年収400万の我が家では、親子で海外旅行はこれが最初で最後かもしれない
多くを語らずとも、そんな私の思いをダンナは受け止めてくれたのだと思います。
「ハワイへ行きたい!」と言った時も反対せず、待つことが大嫌い(時間の無駄だと感じるらしい)だけど、何も言わず1日こうして一緒に待ってくれました。
19時、そろそろカウンターが開くかなぁとロッカーの荷物を取り出し、国際線ロビーへ。ちょうどチェックインが始まりました!でも……
「お荷物は出発が確定してから、お預かりします。」
えっ!? これからまた待つの?
預ける荷物に荷札が付いているか確認が始まる……30分後再度チェック時には全員デルタ航空のタグをつけるように案内……待たせているお詫びなのか(!?)塗り絵が配られる!!(離陸時には「機内整備に時間がかかった」という内容のアナウンスがありました。)
20時、ようやくスーツケースを預け、保安検査・出国手続きをささっと済ませて、搭乗口へ。特に案内はないけど、航空会社や関空HPでは定刻出発予定のまま。
免税店も全部閉まってる! 早期予約特典のラウンジ利用しようと思ってたのに、そんな時間がなーい!
ウィングシャトルは娘にとって、ちょっぴり遊園地気分♪
定刻より約30分遅れで台風の中を離陸!
外は大雨、強風、でも飛んだーー!! ヾ(*´∀`*)ノ
あっという間のホノルル1日目
関空でも機内でもホノルル空港でも、プチすったもんだありながら、ワイキキ到着!!
私が予定していた時刻より大幅に遅れて13時過ぎ、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ワイキキ・リゾート到着。ホテルの目の前はビーチ!!
敷地が広くて迷子になったよ~。ダンナと娘は、ただ私についてくるだけ。無言のプレッシャーがかかってる!! 娘の「早く泳ぎたい!」も叶えてあげたいし~。
チェックイン、着替え、ビーチパラソルレンタル……やっとラグーンへボチャン!!
2人乗りペダルボート……難しいな。
娘と「一緒に乗ってやって!」とダンナにお願い。すぐにギブアップ!!
肌に海水がしみるらしく「イタイ!」「たぬこがオレじゃ言うことを聞かない!!」
日焼け対策はもちろん、ダンナのアトピーも予測してラッシュガードを用意してたのに効果はあまりなかったかぁ。娘とのやりとりもいつものことだし……仕方ない。パラソル下で荷物と一緒に待っててもらう。
2人乗りカヌー。ほとんど私がこぐんだけど
「right! left!」私の掛け声に合わせて少し上手くなったよ!
ラグーン、プール、波打ち際でちょっと遊んで2時間。もっと遊びたいけど、ワイキキ・スターライト・ルアウ(ディナーショー)を予約していたので切り上げました。
部屋内で、シャワーの使用でも少々モメつつ、最後に私がシャワーを使う間に二人にお題を出しておきました。館内地図を渡し、
「会場までのルートを確認、作戦を立てておいて!お母さんもわかんないから!」
ダンナも「えっ、知るかっ!?」と言いかけて「コレ(マップ)があるなら…」と引き受けてくれました。
身支度を整え部屋を出て、普段なら後をついて歩くだけのダンナが先頭で進み、無事到着。
ショーは全て英語。私が半分くらい聞き取れる程度。ダンナと娘は……
「全然わからんっ!」それでも、ファイアが出てきた時には「おぉ~~っ!!」と楽しんでいました。
食事の方は食べ放題といっても、ビュッフェ形式の料理を取りに列をなし、客が一巡したら料理は片付けられるため、おかわりはナシ。
「日本での感覚とは違うんだなぁ。」とダンナと共に驚きました。そうだよね、ショーがメインだもんね。
あっ、中が紫色の芋がある♪
「せっかくだから、タロイモ食べときなよ~~。」
他にもいろいろ、おいしくいただきました。
終了後、ABCストアでミネラルウォーターを買い、1日目終了。
日付変更線を越えて、長~い8月15日が終わります。楽しい時間は、あっという間。
お母さん添乗員は、ハラハラし通しだったよ。
続く……
このブログについては、プロフィール(翼の折れたペガサスid:thebrokenwing)&1回目の記事をご覧下さい。