ASD家族のハワイ旅行計画~夏休みへ向けて(2)カサンドラさんにならないように
ハワイ旅行へ向けての計画を始めた家族のお話、前回の続きです。
我が家で最も配慮を必要とするのは、常に口をへの字にしてほとんどしゃべらず笑うことも少ないダンナ様。(ダンナの特性に合わせているため、娘の療育がままならないところもあります。)
カサンドラ症候群をご存知でしょうか?パートナーや家族がアスペルガー症候群であるために情緒的な相互関係を築くことが難しく、身体的・精神的症状が出ることを表します。これも避けたいところで、普段からお互いの特性・考え方を理解するよう努めています。
カサンドラ症候群とは?アスペルガー症候群のパートナーとの関係性、症状や原因、治療法を紹介します | LITALICO仕事ナビ
ダンナへの対策
旅行に行きたいアピールをする
- お金を使えない症候群
私もオシャレにはあまり興味がなく、趣味(旅行やスキー)にお金がかかることは承知しているので、日常の節約生活は苦にならないんですけどね。それにしても、ダンナは「究極のお金を使えない症候群」だと思います。衣食住にお金をかけない夫婦なので、旅行に行けるだけの余裕資金はできました。 - 旅行にあまり興味がない
上記の内容もあって、365日同じリズムで引きこもって暮らしたいダンナ様。
というのは早くから気付いていました。
なので、
「(結婚前に私が行った場所)○○が良かったよ~!」
「どこへ行ったことある?」
「○○へ行ってみたいなぁ~!」なんて話を負担にならない程度にポツポツ入れていきます。
それにしても、旅行……特に海外は嫌そうな顔をするなぁと思っていたら……
- 飛行機に乗りたくない
というのがありました。( ̄▽ ̄)
結婚前に国内線は乗ったことがあるようだったので、平気だろう!料金面で渋ってるだけだろうと思っていました。し・か・し、それだけではありませんでした。
「何かあった時、電車は途中で降りられるけど、飛行機は降りられない。」からだそうです。・・・似たような話は、私の親戚の中でも聞いたことがあったので、それほど驚きません。う~~ん、不測の事態に備える・・という面では私の出番なんで、とりあえず父娘には国内線で経験してもらうしかないな。
(from illustAC)
海外出張の話が舞い込む
6年前、会社からダンナへ「海外出張へ行ってもらうかもしれないからパスポートを用意しておいて。」という話が持ち上がりました。
おぉぉぉ~~~!!海外を経験してもらうチャンスだ!
渋るダンナを尻目に、私がとっとと書類を用意し申請♪♪♪
ダンナがしたことは、証明写真を撮り、サインをして受取。
準備をしたけど、他の人が行くことになり出張の話は流れてしまいました。
……!今月再び同じ話がっっ!!前回よりも行く可能性が高いということで、スーツケースを下見に行ったり、必要な物が何かをチェックするまで進みましたが、今回も他の人が行くことになり中止。
またいつか出張の話が出るかもしれない。そんな時に、渡航準備等で余分な緊張をせず、できるだけ仕事に集中できる環境でいてほしい。
計画を実行するのは今年だっ!
正月に旅行計画を話す時がやってきました。
「今年の夏休みは、ハワイへ行こう!!」
「やったー!!」喜ぶ娘。
「・・・」鳩が豆鉄砲を食ったような顔で驚くダンナ。行きたいともイヤだとも言いません。これは、渋々了承した時の表情です。
2月になり各旅行会社から、今夏のパンフレットや募集が出てきました。
2019年4月から年次有給休暇の5日以上の取得が義務化というニュースもあります。
(「働き方改革」の実現に向けて-政省令告示・通達 |厚生労働省 内のリーフレット「年次有給休暇の時季指定義務について(PDF)」参照)
さて、日程を具体的に考えて準備しよう!o(*^^*)o
ちなみに昨夏、ダンナの実家への帰省の折に飛行機を取り入れてみました。
特に嫌がることはないけれど、微妙な感じの父娘。
一方、ウキウキしてフライトを満喫するワタシ。
土の上でほどほどで暮らしたい「たぬき夫」
大空を駆け巡りたい「翼の折れたペガサス」
ステージに立つことへちょっぴり憧れつつ、いじめをおそれて目立ちたくない「たぬ娘(こ)」
前途多難です。
最近、気になった記事
私も気を付けているけど、なかなか上手くいかない。
特にダンナ様はコレ↓が全くといっていいほどできず、私のイライラ&ガックリが増します。(;´Д`)
↓こちらは、今の私と娘の将来!?
このブログについては、プロフィール(翼の折れたペガサスid:thebrokenwing)&1回目の記事をご覧下さい。