ピアノは聴いて憶えて弾きます♪
娘がミュージックフェスティバル(MF)に出演してきました。
今年は6パートに分かれてのアンサンブル『わらの中の七面鳥』
みんな最後までよく頑張った!!
そして、たぬこはいつも通り最初から最後までフシギちゃんでした!(≧▽≦)
(from illustAC)
娘は「トイレ恐怖症」とか課題がいくつかあったので、音楽教室へ通い始めたのは年長(5歳)でした。「聴覚過敏を活かすのに一番に思いつくのは音楽だよねぇ~。幼児科2年やり遂げられたら上出来!!」のつもりで始めて4年、ステージでの演奏は3回目です。
(関連過去記事:すべての音が同じ音量で耳に入ってくる「今その話をしないで!」事件編&取組編、遠城寺式で大炎上!~感覚過敏・鈍麻プラス恐怖症~)
読譜せず先生のピアノを聴いて憶えます
楽譜は一切読もうとしないし指番号・指使いも全て自己流で決して曲げないけど、聴力と記憶力は優れているので、先生の演奏を聴いて曲を憶えてきます。小学校での鍵盤ハーモニカやリコーダーでも同様です。聴いて弾くって…『のだめ』みたいなタイプ!?と思ったこともあります。読譜が必要なテストの時にはひやひやもんです。(;^ω^)
「1オクターブずれてるよぉ~」ということもよくあり、日常の様子から見て絶対音感とは違うかな?
家での練習時も、予習の部分は先生が「Ⅰ、Ⅳ、Ⅴ7」等メモを書いて下さっているのですが、音符を読もうとしないので
「わからんっ!これ何!!」とイライラし始めます。
私もスラスラ読めるわけではないので「ミ、ファ、ソ……よしっ。」
「こういう音。」と弾いてみせると
「あぁ、わかった!!」と私よりも上手に弾きます。
わらの中の七面鳥 with ネコふんじゃった♪
今年は、前年度に親娘でイチ押ししていた『わらの~』に決定し「やったー!」と今まで以上にやる気アップ!
「ステージに立ちたい!」という一心。
この日のためにピアノを続けてるようなもんですからねぇ~。(*^^*)
自宅での練習は、普段のレッスン曲でもお気に入りの1曲1回弾いて終わり♪なんてことはよくあり、12月からMF練習に取り組み始めてからはほぼこの曲だけでした。
娘が電子ピアノで自分のパート、私がキーボードでメロディーパートを弾いて合わせます。お互いに
「あっ、間違えた!ごめん!」
娘「お母ちゃん、遅いっ!」
私「たぬこが速いんだよー!」
CDで確認して……「いやっ、2人とも違ってた。中間くらいのテンポだね。」
などと、やりとりしながら2月末にほぼできるようになりました。必ずどこかが、ちょっと抜けちゃうんですよ。おしいっ!
今回の『わらの中の七面鳥』は、途中で『ネコふんじゃった』が出てきます。
娘ともう一人でメロディーをリレーしソロ演奏。4小節ずつ練習通りにできました!少々「ネコすべっちゃった~♪」になったけど、動揺せずに曲は続きます。
演奏中に踊ってる!?
片手奏でどちらの手を使ってもいいのですが、極力右手だけで弾こうとするため上段高音から下段低音へ続く時、お尻をひょこっと動かして移動します。両手使い分けて腕をちょこっと伸ばせば、身体を動かさずに十分届く範囲なんですよ。(*''▽'')
ある特定の部分では、空いている左手でリズムをとっていることもあります。
一昨年初めてその様子を見たダンナは
「たぬこ、一人だけ踊ってるぞ!?」と驚いていました。
「いやいや、あれはフォルテになるところで指揮者のつもりなんだよ。」
今年も無事演奏終了。最後も、おへその上に両手を合わせて人一倍丁寧なおじぎです。
娘たちは一昨年トップバッターでの演奏、たぬこが号令係でした。司会者さんの合図なしで、みんな立ち上がり
「気を付け、礼!」
最大1500名を収容できるホールにマイクなしで声が響き渡り、
「おぉ~っ!」と一瞬小さなどよめきが起こりました。毎年見ていると最後の挨拶は司会者さんに促されたり、緊張で声が小さいことがよくあります。あの時の娘の号令は立派だったんだな!と思います。
お手振り
全員の演奏が終わり、出演者の全体合唱がありました。手拍子をするところでは、一人だけおへその前で左手に右手を添える「カスタネットたたき」風にゆっくり。歌い終えて「バイバーイ」をするところでは、みんなは顔の近くで両手を振っています。娘だけ・・・一歩下がって、右手を頭の上に挙げゆっくりと左右に振っていました。
「・・・なんで、たぬこだけ皇族みたいなことになっとるん!?」
まぁ、始まる前も終わった後もポツポツやらかしながら、無事に終わってヨカッタヨカッタ!!
このブログについては、プロフィール(翼の折れたペガサスid:thebrokenwing)&1回目の記事をご覧下さい。