手を離して目を離さない子育て・親育て

自閉症スペクトラム(ASD)親娘の日常(過去・現在)を中心に書いています

言葉や感情表現の発達の遅れ~取組編

言葉の発達の遅れや感情表現を上手くできない事件後、取り組んだ3つのこと。

お話の練習

夜、寝る前に向き合って座り、両手を握って、その日朝起きてから寝るまでに何があったかを話す。ヒントを与えて言葉を促すように。

利用上の注意:上手に話せたら「何をしたかよくわかったよ。」等褒める。言い回しとか内容が分かりにくい時には「○○して○○したんだよね。」等、話のまとめ方の例を示す。

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お話練習

効果:よくしゃべる。

手を握ったり、肩に手を置いて話すと、自然との高さが合い、話を聞かないといけない相手の方へも向き、から伝わる感情もあり、確実に伝えたいことがある時の使用がおススメ。

副作用:思ったことを悪口も含めてすぐに口に出す。

・・・ってことで、次の取組。

絵本や本を読んだ時に登場人物の様子や気持ちを話し合う。

子どもの意見に耳を傾け、親の意見も伝える。この時、普段子どもが使わないような表現も用いる。

効果:大人が考えているのとは違う視点で興味を持っていることに気付かされる。(笑)

小学校の国語の授業でも似たことをするので、積極的に発言する。

何かトラブルや気になる言動があれば、すぐに話し合う。

効果:相手の気持ちを考えるようになり、トラブルが減ってくる。

利用上の注意:できるだけ早く、その場で。時間が経ってしまうと、何を注意されているのかわからないから。(事件は会議室で起こっているんじゃない。現場で起こっているんだ!)
言葉だけでは伝わりにくいこともあるので、絵や具体物(ぬいぐるみや指人形等)を使うのがおススメ。本人も状況を客観的に見ることができるしね。
ただし、園や学校での即時対応はできないこともあるため(他のお子さんもいらっしゃるので、先生方に過度な負担をおかけしたくない。)自宅で落ち着いている時に、その日の内であればOK!

 

一般的に感情のコントロールができるようになるのは思春期に入る頃と言われているので、これらの取組は学童期には、まだまだ必要かなぁ。

 

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過去記事まとめ
このブログについては、プロフィール(翼の折れたペガサスid:thebrokenwing&1回目の記事をご覧下さい。

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